医師当直と労働時間

医師当直と労働時間

医師の当直は、病院ごとに定められた診療時間外の夜間や土日祝祭日に勤務することですが、入院施設を持っている病院では必ず宿直している医師がいなければいけないという規定があるため、必ず当直する医師がいます。これは夜間の勤務ですが、これは法律上の夜勤という扱いではありません。労働法では午後10時から午前5時までの勤務を夜勤と呼び、その間は勤務時間として算定されて、休憩時間も確保すべきことが定められています。しかし、当直は労働基準法では宿直と言われるもので、夜勤とは区別されます。施設内に留まって待機している状態であり、定時巡回などの簡単な業務を除き働かなくてよく、緊急事態が起きたときのみ対処するというのが宿直です。その拘束時間は労働法では勤務時間に含まれません。

医師の場合には、たとえば療養型の病院や精神科の入院施設などは、当直であっても救急車や入院患者の急変などはあまり起きませんので、当直といっても待機時間がほとんどで、テレビやDVDを観たり勉強したり、普段の書類関連の仕事の残りを片付けるなどの時間に充てることができますし、仮眠を取るのも容易です。ところが、二次・三次救急病院ではそうはいかないことの方が多くあります。立て続けに救急車で急患が搬送され、当直の日はほとんど眠れないことの方が多いという状態になることは珍しくありません。食事やトイレの時間さえないという状態になることが多いと言われています。勤務の実態は当直ではなく、夜勤です。

ところが、当直はどれだけ忙しくても勤務時間とはなりません。つまり、1日8時間、週40時間の勤務時間の労基法に抵触しないことになります。宿直は週に1回、日直は月に1回までが限界とされていますが、ほぼ形骸化しています。大学病院や総合病院では、週に2回は当たり前に行われているところが多いという実態があります。そのため、当直専門の医師がいて、アルバイトという形で当直している病院もあります。このような実態は厚生労働省も把握しており、自治体に通達を出したり、医師会などを通じて改善要請をしたりしていますが、なかなか改善されません。2006年に国立機関が調査したところによると、30代前半の男性医師は、週に80時間以上の勤務をしていたという実態が明らかになっています。勤務医が夜間の当直業務をこなした後に翌日も通常業務も行って連続36時間勤務しているのを算定しています。法定労働時間は週40時間で、残業が週20時間を超えると過労死認定基準に達すると見なされていますが、医師はそれを遥かに超える労働を強いられている実態があります。

医師当直求人サイトランキング!このサイトが最新人気No.1!

  サービス名 利用料 対応エリア オススメ度 詳細
リクルートドクターズキャリア 無料 全国 ★★★★★ 詳細
医師バイトドットコム 無料 全国 ★★★★★ 詳細
MCドクターズネット 無料 全国 ★★★★ 詳細

※当サイトでは大手リクルート運営のリクルートドクターズキャリアがランク1位です。
※当直バイトの保有数が多い医師バイトドットコムも人気です。



▲このページの上部へ
Copyright (C) 2012-2018 医師当直バイト探しランキング<当直のバイトをお探しの医師の方へ> All Rights Reserved.